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富山から拡がる交通革命―ライトレールから北陸新幹線開業にむけて [読書]

富山の当地で注目の新書本を紹介。私の知る限りでも、北日本新聞の日曜書評やFMとやまの番組などでも紹介されてました。




「地方の挑戦」 映画「RAILWAYS」の舞台で今、進められていることとは?

~帯にはこのように書かれてます。続いて、背表紙には次のように紹介されてます。

乗り物の側から見た移動でなく、人の側から、人と環境に配慮した移動。今、富山ではこうした考え方にもとづく、公共交通を軸としたまちづくりが着々と進められている。日本列島の一地方に過ぎないこの地で、世界的な潮流となっている先進的公共交通政策がなぜ、どのように可能になっているのか。本書は、地元富山の行政機関や多数の交通関係者に取材し、その秘密を解き明かす。富山の試みは、果たして例外なのだろうか。

交通新聞社というマニアックな出版元ですが、富山のまちづくりについて理解するには絶好の本です。著者が富山県外の方で、国内外の交通事情に明るい方なので、完全な地元の人だとかえって気づかない、客観的な目線で書かれてるのが特徴かも。

北陸と北欧は似ている?」(p.p.28~31)
~自然条件は厳しいが、その中でじっくりと腰を据え、環境に見合った産業を着実に育て、派手ではないが豊かな生活を送っている。
「串団子」型まちづくり(p.p.57~61)
~公共交通軸を串、駅や停留所からの徒歩圏をお団子に例えた、「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」
「公設民営」「上下分離」(p.p.143~147)
~2007年に誕生した「地域公共交通活性化及び再生に関する法律」により、従来は認められていなかった軌道線の上下分離が可能になりました。
「上下分離にすれば、運行業者は線路を作ったり車両を買ったりという初期投資をしなくていいわけですから、財政的に楽になります。現在の富山地方鉄道が新規に軌道を造るのは難しいですし、新しい法律ができたので上下分離を選びました。この法律の制定を待っていたという言い方もできるでしょう。(以下略)」

この辺りが心に響いたキーワードでしょうか。ライトレールやセントラムの車輌や駅などを改めて見直しますと、トータルデザインの大切さを再認識しました。

最近のニュースでは、富山地方鉄道の旧レッドアロー号が改装され、九州新幹線などの鉄道デザインで有名な水戸岡鋭治さん(「プロフェッショナル」にも登場したのを見ました)が手がけたリニューアル車輌(観光列車「アルプスエキスプレス」)が登場しました。デザインを堪能するためにも、今度ぜひ一度乗ってみたいと思ってます。

富山地方鉄道ホームページ
http://www.chitetsu.co.jp/
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